〜ドロー、前向きに見るか?後向きに見るか?〜 J1第26節 vs大宮(away)
9/16 18:00k.o.
G大阪 2-2 大宮
得点
G大阪:井手口(28分)、長沢(90+4分)
大宮アルディージャ・今年度唯一となる熊谷での開催となった本日の試合。
アウェイのガンバ大阪は前節の反省からMF泉澤をスタメン起用。
今野・井手口のダブルボランチに倉田・泉澤の両サイドハーフを置きました。
対するホームの大宮アルディージャは4-2-3-1のフォーメーション。FW江坂の一列下にMF大前が入り、左にMF茨田、右にMFマテウスを並べました。
雨の影響か、試合は両チームともパスワークが思うようにいかず、ミスの多い展開となります。
それでも、この試合一人気を吐いたのは井手口陽介選手。
素早い出だしによるインターセプト、また大宮MFマテウスが脅威と見るや持ち前の積極的な守備を発揮し、ピッチを支配します。
迎えた前半28分、ゴール前での競り合いからこぼれ球をMF井手口がシュート。
これを大宮DFの足にあたり、軌道が変わったボールはそのままゴールへ。
これが先制点となり、前半は0-1で折り返します。
後半、ガンバはアクシデントにより(?)DFファビオに代わりDF金正也を投入。
これにより強固なクロス対応力に綻びの出たガンバは、
後半開始早々のMF大前のクロスを誰も弾き返せず、ファーでフリーとなっていたMFマテウス選手に渡り、弾丸シュートを押し込まれ同点に。
さらに勢いを失ったガンバは73分、相手CKからFW長沢が頭クリアしようとするも、これが絶妙な「すらし」となってしまいオウンゴールに。逆転を許してしまいます。
追い込まれたガンバ大阪は後半アディショナルタイム。
MF井手口の放り込みからFW長沢へボールが渡り、シュート。これがゴール左へ決まり、ガンバが土壇場で同点に追いつきました。
最後の最後で攻め込まれるもGK東口が対応し、試合はこのまま終了。
両チームが勝ち点1を分け合う結果となりました。
今日の試合、ガンバ大阪は現状のベストイレブンで臨んだように思えました。
サイド攻撃では右SBのオジェソク選手も奮闘し、何度も駆け上がる場面が見られました。
しかし、これだけのメンバーが揃っていながら、全くと言って良いほど連携した攻撃が出来ていないのも事実。
下腹部の痛みにより休養のアデミウソン選手に代わりフル出場のファン・ウィジョ選手も、いい動きは見せているのですが…
長沢選手を含め、中盤との連携したパスワークをしながら相手を崩すシーンが少ないようにも見えます。
あと気になるのがもう一点、サイドハーフに入る倉田選手と泉澤選手。
泉澤選手に代わり米倉選手を入れたことで倉田選手が左へシフトしましたが、
明らかに藤春選手との連携が良いように感じました。
泉澤選手と、左右逆じゃダメなんでしょうか??
これは前に、宇佐美選手が居た頃も同じように感じた事なんですが。。
特に、守備に重きを置くオジェソク選手が後ろに入るなら尚更、
あそこにこそ独力でディフェンスを剥がして切り込める選手を置くべきなのではないかと思っています。
まぁ泉澤選手自身も、大宮アルディージャの在籍時代から左で勝負していたことは重々承知なのですが…
去年まであの位置を務めていた阿部・大森両選手が移籍、
そして今期ハマってきていた藤本選手が大ケガとなり、本職と呼べる選手がそれこそ米倉選手くらいしか居ません。
これこそが、常々感じる「選手層の薄さ」なのではないでしょうか。
後半アディショナルで追いついたことは評価に値しますが、
降格圏の相手に勝ち切れない。今期リーグは(も)、これの積み重ねに尽きるでしょう。
本当に悔しい一戦となってしまいました。
しかし、ウカウカしてはいられません。
リーグ戦のリベンジ、そして長谷川健太監督の有終の美!!
ほんま頼んます。
フォルツァ、ガンバ‼︎