〜敗戦〜 J1第28節 vs横浜FM(home)
9/30 19:00k.o.
得点
G大阪:長沢(78分)
ガンバ大阪は前節の鹿島戦における累積警告によりMF今野が出場停止。
遠藤・井手口のダブルボランチに倉田・泉澤の両サイドハーフを配置し、2トップに長沢とファンウィジョを並べました。
対する横浜F・マリノスは、エース・齋藤学が右膝前十字靭帯損傷により長期離脱。
左ワイドにMFマルティノス、右にはMF前田が入り、中央にMF天野純という2列目の並びとなりました。
前半、試合を優位に進めていたのはガンバ大阪でした。
特にMF泉澤を使う場面が多く見られ、敵陣深くまで攻め込みますが後一歩のところで決めきれず、スコアレスで試合を折り返します。
後半、ガンバはディフェンスラインをより高く設定し押し込みに掛かりましたが、その隙を狙われました。
後半6分、上がっていたDFオジェソクがボールを奪われると、マリノスはロングボールでカウンター。
MFマルティノスが収めてクロスを送ると、FWウーゴヴィエイラに渡りそのままワンタッチでゴールへ。
アウェイの横浜F・マリノスが先制点をもぎ取ります。
ガンバは泉澤に代えて米倉、オジェソクに代えて初瀬を投入し、右サイドからの攻勢を図ります。
78分、ガンバはその初瀬がクロス。これが相手DFにあたり中央へ行った所を、長沢が頭で合わせゴール。試合を振り出しに戻します。
さらに攻勢を強めたいガンバ大阪。ですが89分、東口のゴールキックが相手に渡ると、そのまま持ち込まれシュート。
ブロックするものの最後のこぼれ球を遠藤渓太に決められ、万事休す。
試合はこのまま終了。ガンバ大阪はリーグ戦連敗で4戦勝ちなし。
またホーム・吹田スタジアムでのリーグ戦では、7/29の大阪ダービー以来、磐田・柏・神戸戦に続き4連敗となりました。
一方の横浜F・マリノスは、リーグ戦4戦ぶり、9月では最終日ながらこれが初勝利。負傷のエースへ捧げる勝ちとなりました。
さて、いよいよ長谷川健太監督の退任が決まってから、未だ勝利のないガンバ大阪です。
今日に関して言えば、特にいつも酷評している藤春選手なんかは攻守にわたって動きが良く、積極的なプレーを見せてくれるなど、
内容としてそこまで酷い展開ではなかったと思われました。
ですが、特に後半に目立ったのはワイドの選手がサイドに張り続け、2トップが上がり続け、
ボール配給役のはずのボランチがロストを恐れて(?)低い位置取りを続け、
全くもってパスの出しどころがなかった事。
ワイドの選手が中央に寄って攻撃の組み立てに参加したり、FWが降りてきて攻撃の組み立てに参加したり、
といったシーンが相変わらず見られません。
攻撃に厚みが見られない。誰のせい?監督?選手自身?
申し訳ないですが今日の試合だけ観て、マリノスにも同じ事が言えました。
今回ガンバが取られた2失点はどちらもカウンターで、これは特にDF金正也が謎の上がりを見せていなければ防げた可能性が高い。
完全にこちらのミスです。
裏を返せば、今日は確実に最低限引き分けに持ち込めた試合だったという事。
疲労のある選手。ベストポジションでプレイできていない選手。実力的に厳しい中堅・ベテラン選手。
もう一度精査し、チームとして今後何を目指してどう戦うのか、今一度はっきりさせてほしいと思います。
そして、それこそが今季限りで退任となる長谷川健太監督の最後の仕事だと思っています。
同じ事を、前節も言いました。
しかし、同じメンバーを据えて同じように負けて。
情けない。
相手チームの、ゴール裏の皆さんが最後喜んでいる姿しか見ていません。
降格のシーズンすら、こんなにホームで負けていなかったのでは?
言い足りないので、後ほど別でまとめます。
それでは。