ルヴァンカップ決勝T 準決勝 vsC大阪
不在選手(代表選出)
得点
G大阪:赤崎(16分①)、井出(86分①) 、泉澤(60分②)
ルヴァン杯準決勝で両者が激突。
両チームとも代表選出やケガの影響で多くの主力を欠く状況に。
FW赤崎など移籍後出番の少なかった選手に加え、MF中原・MF市丸など、U-23から昇格した若いメンバーを加えた総力戦となりました。
対するセレッソ大阪も代表に選ばれた上記3選手に加え、MF山村が負傷離脱。
第1戦は「ルヴァン組」とも呼ばれる控え選手を軸に戦い、第2戦で温存していた主力を出場させるという手法を採りました。
第1戦はガンバ・赤崎の移籍後初ゴールとなる先制点を挙げるも、セレッソ大阪がリカルドサントスと木本のゴールで逆転。
ですが後半終了間際、こちらも移籍後初となる井出のゴールで追いつき、引き分けに終わりました。
迎えた第2戦、試合は早々に動きます。
セレッソ大阪・柿谷のシュートは一度はGK藤ヶ谷のビッグセーブにより防がれるも、リズム良く攻撃を立て直し再びシュート。
これが決まり、セレッソが先制点をもぎ取ります。
これに対し負けられないガンバは、左サイドを中心に攻めにかかるもあと一歩決めきれず、前半を無得点で折り返します。
後半は一進一退の攻防が続く中、遠藤のロングパスに初瀬が抜け出しクロス。
これを中央に詰めていた泉澤がダイレクトに押し込み、ガンバが同点に追いつきます。
同点のまま試合が進み、75分を過ぎたあたりから、アウェイゴール差で優位に立つガンバが守りに入ります。
78分には泉澤を下げ、トップ公式戦初出場となるDF野田を投入し逃げ切りを図りました。
ここからはセレッソの一方的な展開。シュートまで持ち込まれる場面が続くもなんとか耐えしのいでいましたが、後半アディショナルタイムのラストプレー。
水沼のクロスをヘッドで合わせたのはガンバDFではなく、セレッソDF・木本。
今シーズン限りで退任となる長谷川健太監督に捧げたかった最後のタイトルが、手からこぼれ落ちた瞬間でした。
なお、敗退し2年連続でタイトル獲得を逃した長谷川監督は試合後、
「セレッソには我々の想いも含めて頑張ってほしいと思う」とコメントを残しています。