Valleのガンバ大阪日記

初年度なのでまずはリーグ戦から。ぼちぼちやっていきます

〜どっちが最下位!?〜 J1第29節 vs新潟(home)

10/14 14:00 k.o

●G大阪 0-1 新潟⚪︎


得点

新潟:小川(67)



先日のルヴァン杯敗退により、今季の無冠が早々に確定してしまったガンバ大阪


長谷川健太監督の今季限りでの退任が発表された97日以降、チームとしても勝利が無い(公式戦025)など完全に勢いを失っています。


そんなガンバの対戦相手は、リーグ17戦未勝利で最下位に沈むアルビレックス新潟。今節勝利がなければ降格の可能性もある、追い込まれた一番でした。




ガンバのフォーメーションは4-4-2

韓国代表から戻ってきたファンウィジョと長沢との2トップ、左に泉澤・右にはリーグ戦初出場となる井出が先発。

ボランチはこちらも代表帰りの井手口が遠藤とペアを組みます。

ディフェンスは右からオジェソク・三浦・今野・藤春と並び、

キーパーは先日の代表戦で悔しい3失点を喫し、古巣との戦いで名誉挽回を狙う東口が入りました。


対する新潟のフォーメーションは4-5-1

1トップを務める河田の下には右にホニ・左に山崎とスピードのある選手が揃います。

またトップ下には、今シーズン途中に名古屋グランパスから移籍の小川が入りました。



先述の通り新潟に対してホームで分が良いはずのガンバでしたが、攻撃の形を作り出せずなかなかチャンスに持ち込めません。

一方の新潟は、攻めあぐねているガンバに対し早い攻撃を仕掛けます。

カウンターからFW2列目がディフェンスラインの裏を突く動きを見せ、何度か決定的な場面を作るもGK東口が好セーブ。結局両チームゴールを割れず、前半をスコアレスで終えます。


後半、ガンバは早々にFW長沢を下げ、MF中原を投入。FWファンウィジョとMF遠藤を縦の関係に置くことで得点を狙います。


しかし、先にゴールを奪ったのは新潟。

右サイド・MFホニのクロスからMF小川が詰め、先制点を挙げます。


敗戦を避けたいガンバはMF井出に代えてMF米倉を投入。これで少し前線の動きも活発になりますが、DFオジェソクがケガをするアクシデント。

FW赤崎を投入し、MF米倉をサイドバックに下げMF遠藤を右サイドハーフに置きますがこれがブレーキ。

右からの積極的な上がりを失ったガンバは相手陣内深くまで切り込むことが出来ず。


結局試合はこのまま0-1で終了。アウェイの新潟が実に5月20日、第12節以来の勝ち点3を獲得する結果となりました。



試合後にMF井手口が「攻撃の形が見えない。」と語りましたが、まさしくそこに尽きると思われました。


前線の選手が連動して攻撃を仕掛けるということが皆無。確かにMF井出、MF泉澤、FWファンウィジョといった今シーズン加入したばかりの選手が並びましたが、もう連携不足を言い訳にできる時期では無い。


それから特にFWファンウィジョですが、少し独善的なプレーが多いように見受けられました。

彼自身のスタイルといえば聞こえは良いのですが、攻撃面の連携を取るよう、首脳陣が積極的に働きかけるべきと感じます。


MF井手口の言葉からも分かりますが、 首脳陣がしっかりと攻撃のビジョンを見せているかどうか疑わしい。



それだけの気力が監督含めコーチ陣に無いのか、 はたまた必死にコーチングしているが、それが実らないほど選手個々に実力が無いのか。


今節は少年サッカーリーグ開幕ということもあり、多くの子どもたちがスタジアムに訪れるいわば恒例行事のような一節でした。

しかし、それでも観客数は2万人を割りこむ事態。

気づけば、8月からホーム・吹田スタジアムで勝ったのはルヴァンカップの神戸戦だけ、17敗。

ゴール裏にも空席が目立ち、ガンバの試合を楽しみに足を運ぶお客さんの数も減り続けています。



モチベーションがなく苦しい時期かもしれませんが、何か解決の糸口を見出してくれればと思います。